躁うつ病〜ことり日和

躁うつ病でパニック障害。小鳥たちとの日々。

家出

前回の記事を書いた(婦人科でガンかもしれないと言われた)次の日、小5の息子が、家出しました。


朝早く私たちが起きる前にこっそりと。


息子はオネショがなおっておらず、治療してるのですが、なかなか良くなりません。


息子が家出したのは、2泊3日の林間学校の前日。


その日に限って、私、睡眠薬飲んでて、しかも旦那も仕事の疲れで大寝坊。なので息子の行動に全く気付きませんでした。


学校に連絡してもいない。警察は動いてくれたけれど、あまり役に立たない。

放課後、学校の先生全員で探してくれましたが、みつからず。


心当たりみんな探し回っていないから、ほんと、暗くなってもみつからないから、くじけそうになりながら、泣きそうになりながら、いや、泣きながら、日付変わっても必死に探しました。


家に戻って、旦那と話し合ってる時(朝の3時)、警察から電話があり、保護したと。



警官から聞いた話によると、

コンパスをたよりに自転車で東京の板橋を通って銀座まで行き

(夏休みに家族で行ったので、景色をおぼえてた。)

疲れたので戻ってきたのだけど、私たちの住むさいたま市の南まで到達し、

そこにあったコンビニでチャリを止め、横に座り込んで寝てしまったところを、

店員さんに発見され、通報されて、無事保護されたと。


いろいろな人に行きそうなところはありますか?って散々聞かれたけど、まさか銀座とは。



どれだけ、子どもにGPSが付いていたらいいと思ったか。

子どもを失うかもしれないということが、どれほど恐ろしいことかを身を持ってしりました。



原因はやはり、おねしょだそうで、

「みんなにバレるのが怖かった。」と。


先生に夜中起こしてトイレに連れてってもらうように打ち合わせしたり、

高いオムツ型布パンツを用意したり、

本人もこれなら大丈夫と言っていたのに、、、

大丈夫と言わせていたのは私で、本人は誰も分かってくれないと、

どんどん孤立していたんですね。


校長先生と担任、学年主任の先生と私たち3人で、話しましたが、凄くいい校長先生。

やさしく、でもしっかり息子の発言を導いてくれました。



とにかく無事で良かった、



そんなことで、家族みんな日常に戻るのに苦労しました。

これからは、もっとしっかり子どもと向き合って行こうと思います。


ながながと、ありがとうこざいました。


おにーたん、見つかってよかったね。

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